頭痛タイプを知り、
正しい対処・予防を
行いましょう
原因のわからない頭痛に悩まされていませんか?
頭痛だけではなく、肩こりや吐き気、めまいなどの不調をともなうようなこともあります。
また、頭痛がひどくて仕事や家事が思うようにできないこともあるでしょう。
頭痛が見られる方は、「緊張型頭痛」「片頭痛」「群発頭痛」のいずれかに当てはまるかもしれません。
自分の頭痛タイプを知ればつらい頭痛の改善が期待できます。
こちらでは頭痛タイプ別の特徴や対処・予防法を紹介しているので、参考にして頭痛の改善を目指しましょう。
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目次
こんな悩みはありませんか?
頭痛に悩まされている方は、次のような不調症状が現れることがあります。
該当する症状があるかどうか確認してみてください。
- こめかみ辺りがズキズキする
- 肩こりがひどくて頭痛がする
- 頭痛薬が手放せない
- 夜になると目の奥に激痛が走る
- 天気が悪いと頭痛が起こりやすい
- 動くと頭痛が悪化する
頭痛タイプ別の原因と症状
緊張型頭痛の特徴と原因
●緊張型頭痛とは
緊張型頭痛の特徴は、締めつけられるような頭の痛みです。
肩こりやめまい、吐き気をともなうことがあります。
性別や年齢に関係なく、幅広い世代の方に発症する頭痛です。
●緊張型頭痛の原因
緊張型頭痛が起こる原因には、血行不良が関係しているといわれています。
頭まわりの血流が悪くなると老廃物が滞ってしまい、炎症を起こして頭痛症状が現れるようになります。
緊張型頭痛を引き起こす血行不良は、次のようなことが原因として考えられます。
・寝不足
私たちの身体は、副交感神経と交感神経という自律神経があります。
この2つの神経がバランスを保つことで身体の機能をコントロールすることができます。
しかし、寝不足になると交感神経が優位になり、副交感神経が作用しにくくなります。
そうすると神経バランスが乱れ、血液循環に影響を与えてしまい、頭痛が起こりやすくなります。
・眼精疲労
眼精疲労は目の奥の筋肉が疲労してしまい、硬くなっている状態です。
硬くなった筋肉が近くを通る血管を圧迫すれば、血行不良が生じます。
目と頭は近い位置にあるため、眼精疲労による血行不良から緊張型頭痛が起こることも少なくありません。
・首こり、肩こり
首や肩の負担が蓄積されれば、筋肉が疲労して首こり・肩こりが生じます。
首こり・肩こりを引き起こす硬くなった筋肉は、血管を圧迫して血行不良を招くため、緊張型頭痛にもつながります。
猫背姿勢の方やデスクワークの方に生じることが多いです。
片頭痛の特徴と原因
●片頭痛とは
片頭痛は、男性よりも女性に発症することが多い頭痛です。
緊張型頭痛と混同されやすいため、症状や原因から違いを知っておきましょう。
片頭痛は、ズキズキと脈を打つような痛みが特徴です。
こめかみあたりに痛みが生じ、動くと痛みが悪化します。
緊張型頭痛よりも強い症状が現れやすく、音や光に敏感になります。
●片頭痛の原因
片頭痛の原因は明確にされていませんが、急激な血管の拡張が関係しているといわれています。
片頭痛を引き起こす血管の拡張は、次のようなことが要因で起こると考えられます。
●気圧の変化
天候が悪くなれば、気圧が低くなります。
そうすると、普段よりも身体にかかる気圧が減少するため、血管が拡張しやすい状態になります。
雨やくもりなど天候の悪い日には片頭痛が起こると考えられています。
特に女性は生理周期のホルモンバランスの乱れにより頭痛などの不調が起きやすいです。
●ストレスからの解放
血液循環は自律神経によってコントロールされています。
ストレスから解放されるとリラックスして副交感神経が作用します。
このときに血管が急激に拡張するため、片頭痛が起こりやすいといわれています。
●食事
ポリフェノールを含む食品は、片頭痛を引き起こす原因になります。
なぜならポリフェノールには血管を拡張させる働きがあるからです。
チョコレートやチーズ、ワインは特に含まれており、過食すると片頭痛を引き起こす原因になります。
群発頭痛の特徴と原因
緊張型頭痛や片頭痛に比べると、群発頭痛の発症率は低いといえます。
しかし、頭痛タイプの中でもっとも痛みが強い頭痛です。
群発頭痛の特徴や原因は次のとおりです。
●群発頭痛の症状
群発頭痛は、目の奥に激しい痛みが生じるという特徴があります。
痛みにともない、涙や充血、鼻水が生じることもあります。
働き盛りの年代の男性に発症することが多く、発症すると症状が発作のように夜間から朝方にかけて1ヵ月ほど現れるようになります。
●群発頭痛の原因
群発頭痛が起こる原因は明確にされていませんが、目の奥の血管異常が関係していると考えられています。
目の奥の血管異常が起こる要因には、次のようなことが挙げられます。
・不規則な生活
人間の身体には体内時計が備わっています。
脳の視床下部にある体内時計が指令を出すことで体内の機能を変化させます。
しかし、夜更かしや昼夜逆転といった、不規則な生活をすれば体内時計に乱れが生じます。
そうすると目の血管に異常が生じ、群発頭痛を引き起こすと考えられています。
・ストレス、疲労
ストレスや疲労により自律神経に乱れが生じてしまうことがあります。
自律神経が乱れると、血液循環のコントロールにも異常が生じます。
このときに、目の奥の血管も影響を受けることで群発頭痛を引き起こすと考えられます。
・喫煙
喫煙が群発頭痛を引き起こす可能性があるかという根拠は明確ではありません。
しかし、群発頭痛を発症する方に喫煙者が多いため発症の原因とされています。
・アルコール
アルコールにはアセトアルデヒドという成分が含まれており、過剰摂取すると体内で分解することができなくなります。
このときに水分が血管を拡張し、血管の組織・脳に発生するむくみが神経を圧迫することで群発頭痛を引き起こすことがあります。
頭痛タイプ別の対処・予防法
緊張型頭痛の対処・予防法
緊張型頭痛は、血流不良が関係して発症することが多いです。
そのため、血流を促進するような対処・予防を意識しましょう。
●対処法
・痛む部分を親指で押す
緊張型頭痛の場合、こめかみ付近や後頭部に痛みが現れます。
痛みがある部分を親指で押し、血流を促しましょう。
そうすると滞っていた痛み物質が流され、痛みの緩和が期待できます。
・目元を温める
目元を温めれば、目の奥の筋緊張がほぐれて血流が促進されます。
温めたタオルやホットアイマスクを利用して目を温めましょう。
目の疲れが原因で頭痛が生じている場合は、痛みの緩和や改善が期待できます。
・入浴
入浴をすれば身体全体が温まり、血流が促進されます。
肩や首の筋緊張もほぐれるため、肩こり・首こりが原因で生じていた緊張型頭痛の緩和や改善につながるでしょう。
●予防法
・ストレッチをする
日常的にストレッチを行えば、血流が促進されて緊張型頭痛が起こりにくくなります。
とくに後頭部から首の筋肉のストレッチをしっかり行いましょう。
・後頭下筋群のストレッチ法
①枕に頭を置いて仰向けに寝ます。
②ゆっくりと顎を上げ、首の後ろの筋肉を収縮させます。
③ゆっくりと元の状態に戻し、うなずくように顎を下に向けて首の後ろを伸ばします。
④10回ほど繰り返します。
・適度な運動をする
適度な運動は筋肉を動かすため、筋緊張がほぐれて血流を促進させます。
ウォーキングやジョギング、水泳など全身を動かすような運動がおすすめです。
片頭痛の対処・予防法
仕事や家事など日常生活に支障が出てしまうこともあります。
適切な対処・予防で片頭痛の悩みから解放されましょう。
●対処法
・アイシングする
片頭痛は急激に血管が拡張し、炎症による痛みが生じている状態です。
痛みのある部分を冷やせば炎症が抑制され、痛みの緩和が期待できます。
保冷剤などをタオルで巻き、5~10分ほど冷やして様子をみてください。
・暗いところで安静にする
片頭痛が生じているときは光に敏感になることで痛みを悪化させることがあります。
そのため、暗い部屋で安静に休むようにしましょう。
・頭痛薬を飲む
頭痛薬には鎮痛効果があるため、症状が現れたときに内服すれば痛みの緩和が期待できます。
ただし、頭痛薬を飲む際には用法容量を守り、常用は避けるようにしましょう。
●予防法
・生活リズムを整える
寝不足や睡眠不足、昼夜逆転など生活リズムが崩れると、自律神経にも乱れが生じます。
そうすると、血液循環のコントロールも乱れやすくなり、片頭痛の発症リスクが高まります。
規則正しい生活を心がけ、十分な睡眠を確保するようにしましょう。
・食事を見直す
ポリフェノールを含む食品を食べすぎると、血管が拡張されて片頭痛を生じることがあります。
ワインやチーズ、チョコレート、ココアなどの過剰摂取には注意が必要です。
群発頭痛の対処法
群発頭痛は突如起こる頭痛タイプのため予法することが難しいとされています。
こちらでは群発頭痛が起きたときの対処法についてご紹介します。
●対処法
・深呼吸
痛みが起こりそうなときは、初めから薬に頼らず深呼吸をしてリラックスしましょう。
まずは身体を落ち着かせることが大切です。
・酸素吸引
酸素吸入がなぜ効果的か明確にされていませんが、次のような効果がみられます。
1.拡張した脳血管を収縮します
2.副交感神経の興奮を抑制できます
3.三叉神経(顔の感覚を脳に伝える末梢神経)の炎症を緩和します
方法として、口と鼻をマスクで覆い、7リットル以上の酸素を15分間吸入すると症状が和らぐとされています。
酸素吸入は健康保険が適用・在宅での酸素療法が可能ですので、病院に一度ご相談してみてください。
・トリプタンの自己注射
群発頭痛の痛みは、市販の鎮痛剤だと効果があまり期待できないとされています。
また、期間内に痛みが生じるので毎日通院することも難しいので、自己注射での自宅療養が素早い対処法となります。
トリプタンには三叉神経の痛みを鎮める効果があり、即効性が期待できる鎮痛剤です。
自己注射を行うにあたり、医師による自己注射のトレーニングを2.3回行います。
自宅にて適切に使用可能と医師が判断したのち、自己注射キッドを処方されます。
肩甲骨ほぐしのしみず堂の
【頭痛】へのアプローチ
頭痛の7、8割が筋肉疲労によるものといわれています。
眼精疲労や長時間のデスクワーク、過度のストレスなども要因となります。
どのような痛みかあるのかをお客様の生活習慣もあわせてお伺いし、肩や首、お顔まわりの筋肉を的確にほぐします。
場合によってはオイルの使用や温めての施術をおこないます。
著者 Writer
- 若杉 純
- 出身:新潟県
血液型:B型
趣味:歌
得意な/施術:オイルコース
所有資格:BTCアカデミー認定証
ご来院されるお客さまへ一言:
産休から復帰、2児の母。
施術のレシピをご提案します。
施術一覧
MENU
本格
もみほぐし
マニュアルに捉われないオールハンドによるオーダーメイド施術になり、心と身体をリラックスさせます。
頭痛・めまい・手のしびれ・肩こり・腰痛などの日常生活における心身の不調を解消するための施術です。
台湾式
足つぼ
足裏、足の甲を丁寧に刺激し、特に指先を念入りに施していきます。
足には身体全体の反射区がありますので、反射区を説明しながら施術していきます。
足のむくみ・冷えにも非常に効果があります。
肩甲骨
はがし
当院の独自メソッド『清水式肩甲骨はがし』による他には無いこだわり抜かれた手技をご提供しています。
肩甲骨に付着している筋肉を的確にアプローチして回旋、伸展運動を繰り返すことで可動域を広げていきます。
四十肩でお悩みの方におすすめです。
鍼灸
人間の身体には多くのツボがあり、そのツボに鍼やお灸で刺激を与える施術になります。
原因不明の身体の痛みや疲労など全身のさまざまな不調の改善が期待できます。
身体的な不調だけではなく、イライラや不安など精神的な不調にお悩みの方にもおすすめの施術です。
美容鍼
美容に特化した鍼施術です。
顔のたるみやシワ、シミなど肌の老化に関する悩みや、肌荒れ・ニキビなど肌トラブルの解決を目指す施術になります。
肌の老化や肌トラブルやを改善するには重要になります。
整顔セラピー
デコルテから首まではオイルを用いたリンパドレナージュ、顔と頭は筋肉を刺激する施術を行います。
肩こりや頭痛だけでなく、むくみの解消やフェイスライン改善などさまざまな症状に働きかけます。
アロマオイルも使用するので、リラックスして施術を受けていただけます。
オイルトリートメント
~アルニカ
オイル~
ドイツ製ヴェレダ社によるアルニカオイルを100%使用したトリートメントです。
山地の牧草地に生えるキク科植物のアルニカの花や根から得られるエキスで、フラボノイドなどの抗酸化成分が含まれており乾燥などの肌トラブルのケアや刺激の緩和に効果があります。
当院のご紹介
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肩甲骨ほぐしのしみず堂 東高円寺分院
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